2011年06月10日
自己紹介
オレの名は山ガール。
アウトドアの達人だ。
ここで自己紹介とやらをさせてもらおう。
オレは東京都に住居をおき、インターネットの会社を経営している1981年生まれの男である。
前回の記事にも書いたが、オレはアウトドアの達人でありながら一度もアウトドアらしきことはやったことがない。強いて言えばBBQくらいか。
つまり知識はあるが経験がないのである。
ではなぜ、そんな男がフィールドに立たないのか。
答えは簡単。
金がないからだ。
金がないどころか、借金まである。
約800万円の借金を消費者金融から借りている。
毎月消費者金融から取り立ての電話に対し、
「す、すいません!!こ、今月の15日!!15日まで待ってもらえないでしょうか?」
と威風堂々とした態度で追い払っている状況だ。
つまりマイナス800万円の男なのだ。
そんな男がフィールドに立てるのか?
もちろん立てるわけがない。
アウトドアというのは道具がいる遊びだ。今のオレの状況だと、道具が買えないどころかその場所に行く交通費すらない。
なんとか交通費を浮かすために原付を買おうとしたが、ローンが通らなかった。
バイク屋のオヤジには、
「レイクとか数社から800万も借りてたらそりゃ通りませんよ(笑)しかも支払いも滞ってるんでしょ(笑)」
と褒められたほどだ。
簡単に言うと、経営している会社がボロボロなのである。
まぁそんな状況であるから、アウトドアの情熱は高まりネットや本で知識は増えていくにもかかわらず、経験が増えていかないという、なんとも奇妙な状況となっているのである。
時は2年前までさかのぼる。
オレは無趣味な男だった。何気なく立ち寄った本屋で一冊の本が目に止まった。
ガルヴィというオートキャンプの雑誌だった。
中をペラペラめくっていると、なんとも楽しそうなファミリー達がキャンプを楽しんでいた。
「孤独なオレには関係のない世界だな。そんなことよりも歌舞伎町で女と美酒を交わす方がよっぽど楽しい。」
本を棚に戻そうとしたが、なぜかキャンプというものに惹かれていく自分がいた。
「そもそもキャンプというものは大勢でやるものなのか?」
早速家に帰り、ネットで調べてみた。
意外と1人でキャンプを楽しんでいる人が多いことに驚いた。
「よし、オレはソロキャンプを趣味にしよう!」
そこからのオレは気が狂ったかのようにキャンプについて調べ上げた。
アウトドアショップに行き、買う気があるように見せかけながら店員から情報を得た。
片っ端からキャンプメーカーのカタログを持って帰った。
初めはコールマン、ロゴス、スノーピーク、ユニフレームなどの初心者が手を出すであろうメーカーを知った。
どんどん知識が増えていき、MSR、トランギア、プリムスなどのメーカーにも興味を持つようになってきた。
低温時でのガスとガソリンの違い、チェアーの座り心地、シェラフの化繊とダウンの違いなどを調べ上げていった。
そして気が付くと、会社がボロボロになった。
しかし、それでもオレは止まらなかった。
モノポールテントにも興味を持ち、シャングリラ、メガホーン、キバ、メガライトなど、ほぼ全てのモノポールテントの違いを言えるようにまでなった。
キャンプだけでは飽き足らず、登山や沢登りにまで知識を広げていった。
アライ、エスパース、メスナーなどの山岳テントの重量は全て頭に叩き込んだし、アークテリクス、ホグロフスはもちろんのこと、ミステリーランチにまでその知識は及んだ。
当然メーカー名だけでなく、雪山でのビバークさえもイメトレを行った。
気が付くと経験はゼロ、知識は達人になっていたのである。
「おい、山ガール。お前は一体何者なんだ?」
友人には奇妙な目で見られた。
「なぜお前は(脳内で)山に登るのか?」
と聞かれたこともあった。
オレは答えた。
「山がオレに助けを求めているからだ。」
オレはいつかフィールドに立った時に迷わないように、今まで得た知識の一部をこのブログに残していこうと思った。
購入予定の道具、アウトドアでの雑学、未経験ゆえにわからないことを書いていこうと思ったのだ。
オレはいつかフィールドに立つ。
借金という名の山の頂きを踏んでやると誓った。
「もしもし、山ガール様ですか?先月のお支払の確認が取れておりませんが・・・。」
今月も吹雪がオレを襲う。
アウトドアの達人だ。
ここで自己紹介とやらをさせてもらおう。
オレは東京都に住居をおき、インターネットの会社を経営している1981年生まれの男である。
前回の記事にも書いたが、オレはアウトドアの達人でありながら一度もアウトドアらしきことはやったことがない。強いて言えばBBQくらいか。
つまり知識はあるが経験がないのである。
ではなぜ、そんな男がフィールドに立たないのか。
答えは簡単。
金がないからだ。
金がないどころか、借金まである。
約800万円の借金を消費者金融から借りている。
毎月消費者金融から取り立ての電話に対し、
「す、すいません!!こ、今月の15日!!15日まで待ってもらえないでしょうか?」
と威風堂々とした態度で追い払っている状況だ。
つまりマイナス800万円の男なのだ。
そんな男がフィールドに立てるのか?
もちろん立てるわけがない。
アウトドアというのは道具がいる遊びだ。今のオレの状況だと、道具が買えないどころかその場所に行く交通費すらない。
なんとか交通費を浮かすために原付を買おうとしたが、ローンが通らなかった。
バイク屋のオヤジには、
「レイクとか数社から800万も借りてたらそりゃ通りませんよ(笑)しかも支払いも滞ってるんでしょ(笑)」
と褒められたほどだ。
簡単に言うと、経営している会社がボロボロなのである。
まぁそんな状況であるから、アウトドアの情熱は高まりネットや本で知識は増えていくにもかかわらず、経験が増えていかないという、なんとも奇妙な状況となっているのである。
時は2年前までさかのぼる。
オレは無趣味な男だった。何気なく立ち寄った本屋で一冊の本が目に止まった。
ガルヴィというオートキャンプの雑誌だった。
中をペラペラめくっていると、なんとも楽しそうなファミリー達がキャンプを楽しんでいた。
「孤独なオレには関係のない世界だな。そんなことよりも歌舞伎町で女と美酒を交わす方がよっぽど楽しい。」
本を棚に戻そうとしたが、なぜかキャンプというものに惹かれていく自分がいた。
「そもそもキャンプというものは大勢でやるものなのか?」
早速家に帰り、ネットで調べてみた。
意外と1人でキャンプを楽しんでいる人が多いことに驚いた。
「よし、オレはソロキャンプを趣味にしよう!」
そこからのオレは気が狂ったかのようにキャンプについて調べ上げた。
アウトドアショップに行き、買う気があるように見せかけながら店員から情報を得た。
片っ端からキャンプメーカーのカタログを持って帰った。
初めはコールマン、ロゴス、スノーピーク、ユニフレームなどの初心者が手を出すであろうメーカーを知った。
どんどん知識が増えていき、MSR、トランギア、プリムスなどのメーカーにも興味を持つようになってきた。
低温時でのガスとガソリンの違い、チェアーの座り心地、シェラフの化繊とダウンの違いなどを調べ上げていった。
そして気が付くと、会社がボロボロになった。
しかし、それでもオレは止まらなかった。
モノポールテントにも興味を持ち、シャングリラ、メガホーン、キバ、メガライトなど、ほぼ全てのモノポールテントの違いを言えるようにまでなった。
キャンプだけでは飽き足らず、登山や沢登りにまで知識を広げていった。
アライ、エスパース、メスナーなどの山岳テントの重量は全て頭に叩き込んだし、アークテリクス、ホグロフスはもちろんのこと、ミステリーランチにまでその知識は及んだ。
当然メーカー名だけでなく、雪山でのビバークさえもイメトレを行った。
気が付くと経験はゼロ、知識は達人になっていたのである。
「おい、山ガール。お前は一体何者なんだ?」
友人には奇妙な目で見られた。
「なぜお前は(脳内で)山に登るのか?」
と聞かれたこともあった。
オレは答えた。
「山がオレに助けを求めているからだ。」
オレはいつかフィールドに立った時に迷わないように、今まで得た知識の一部をこのブログに残していこうと思った。
購入予定の道具、アウトドアでの雑学、未経験ゆえにわからないことを書いていこうと思ったのだ。
オレはいつかフィールドに立つ。
借金という名の山の頂きを踏んでやると誓った。
「もしもし、山ガール様ですか?先月のお支払の確認が取れておりませんが・・・。」
今月も吹雪がオレを襲う。
Posted by 山ガール at 21:03│Comments(0)
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